2025年の振り返りとご挨拶
- katataeyuka
- 2025年12月30日
- 読了時間: 4分
前回の更新から、気づけば2年が経っていました。
今年は新しい挑戦や出会いが続き、活動の幅や視点が少しずつ広がっていった一年でした。備忘録も兼ねて、印象に残った出来事を短くまとめておきます。
■ 台北市の都市再生プログラムへの招聘、リビングラボに関する登壇機会が増えました
台北市都市更新局が進める市民参加の都市再生プログラムに、海外ゲストとして招聘いただき、主にリビングラボの実践について講演や現地活動家との意見交換を行いました。文化や制度が違っても、共創の姿勢には多くの共通点があることをあらためて実感しました。
本プログラムの様子は、11月に書籍としてまとめられています。台北市のまちづくりの方法論や最前線が一冊に凝縮されていて、とても示唆に富んだ内容です。日本からもオンライン注文できるようですので、ぜひご覧ください。
■ シビックプライドと、イノベーション都市の探究 大学院時代から15年ほど続けている、シビックプライドに関する研究と執筆も、今年は少しずつ前進しました。都市や地域への愛着や当事者意識が、市民のふるまい、そして社会の形に、どう作用するのか——このテーマは自分の仕事や関心の根っこにあります。
あわせて、ここ数年取り組んできた「いかにイノベーションを支える都市圏を形成するか」というテーマについても、今年は少しずつ輪郭が見えてきました。都市を固定的な成果物としてではなく、さまざまな主体の相互作用によって立ち上がり、更新され続けるプロセスとして捉える視点。シビックプライドとイノベーションは、その延長線上でつながっている——そんな実感が、この一年でより確かなものになりました。
こうした関心の延長として、今年はプロトタイプ政策研究所にも参画させていただきました。政策を小さく試しながら更新していくという考え方にも共感しており、今後の活動や共創の実践とも重なっていくのではないかと感じています。
■ この一年の実感 おかげさまで、国内外のさまざまな場で登壇や委員を務める機会が増え、自分の専門領域として取り組んできたテーマが、少しずつ社会の中で必要とされ始めていることを実感した一年でした。
シビックプライドの視点も、個人的な研究テーマとして温めてきたところから、仕事や現場での実践と自然につながり始めていることを、今年は特に感じました。 〈新たに着任した委員〉
国土交通省・福岡市 国道202号国体道路の空間利活用推進協議会 委員(2025.5–現在)
国土交通省 社会資本整備審議会 道路分科会 九州地方小委員会 専門委員(2024.11–現在)
飯塚市 新産業創出産学官連携協議会 副会長(2025.3–現在)
〈2025年の主な登壇〉
嘉麻市・九州大学「生命~きらりと光る未来展」基調講演(2025.3.15)
台北市 都市再生アクション育成実験プログラム「Be a DOER」国際交流プログラム(2025.6)
日本鉄道運転協会 九州支部総会 講演会(2025.7)
大阪府市 副首都推進局「第2回 副首都化を後押しする仕組みづくりに関する意見交換会」(2025.8)
札幌市ほか「NoMaps 2025『共感がつなぐ行政と地域~都市を動かす官民連携のリアル~』」(2025.9)
プロトタイプ政策研究所ほか「北海道・札幌のグランドデザインを考える」(2025.9.12)
プロトタイプ政策研究所「AI/DX時代のエンジニア未来戦略 ―福岡から考える地方の可能性」(2025.10.5)
熊本経済同友会「第28回熊本フォーラム 第4分科会 パネルディスカッション『国際都市熊本のまちづくりに向けて~外からの視点、先進事例に学ぶ~』」(2025.10.10)
TABLE SESSION TENJIN「リビングラボ・トーク in 天神:多様な声が生み出す、まちの実験」(2025.11.11)
スマートシティ・インスティテュート「City-Region MAPプログラム」(2025.12.16)
振り返ると、6月以降は毎月登壇の機会をいただいていました…!特に、リビングラボや共創をテーマにお話しする機会が増えました。お声がけいただいた皆様、ご一緒した皆様、ありがとうございました。 来年も、政策とビジネスと暮らしをゆるやかにつなぎ、現場で機能する形へと、少しずつ編み直していくこと。これを、私の専門領域として探究していきます。
今年一年お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。





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